役員挨拶

会長挨拶


President greeting

 昭和53年に発足した東京内装仕上技能士会も、内装業界を牽引して来た先輩方のおかげで令和6年に46期を迎え、この度、会長を務めさせていただくことになりました。

20年程前、私が技能士会に入会したのは、もっと仲間が欲しい。もっと上手くなりたい。凄腕の職人さんの体験談を聞いてみたい。そんな気持ちからでした。
現在、技能士会の活動に参加してくださっている会員の皆さん、そして、今、技能士会への加入を検討されている方も同じような気持ちがあるかと思います。

業界の発展、後進育成、職人の地位向上、日本のものづくりの継承、技能士の減少問題、…技能士会の会長として取り組まなければならない責務も多々ありますし、また個人的にも技術向上のための各種勉強会開催や技能大会への参画など、着手したいことも沢山あります。

ですが、まずは私が入会した頃の気持ちに立ち帰り、「楽しめる」「技術が上がる」「仲間ができる」技能士会にしていきたいと思います。

そして、先に申し上げました取り組むべきこと、着手したいことは、どれも会員の皆様、賛助会員の皆様のお力添えなくしては成し遂げられないことばかりです。是非、皆様のお力を貸してください。 東京内装仕上技能士会の一員であることを楽しみ、内装業界、技能士会を一緒に盛りあげていきましょう!

東京内装仕上技能士会会長 山﨑豊

名誉会長挨拶


Honorary president greeting

 当内装仕上げ技能士会は、昭和53年国の技能試験制度が始まりです。
内装仕上げ、床カーペット、プラスチック、表装(壁装作業)、カーテン作業の四団体で結成されました。

昭和55年にカーテン部会が合流し、併せて化粧フイルムなど検定試験が始まり、開設から45年間で会員約200名の団体になりました。

初代会長山田捨吉氏、二代目清家明氏、三代目に私、飯島勇、そして、令和6年に4代目山﨑豊氏が会長に就任いたしますが、時代背景の中、技能士の減少が危惧する課題となっております。

5年程前から政府も動き出し、技能尊重を打ち出しました。
自民党本部での特命委員会では内装仕上げの飯島が呼ばれ、技能士の現場状況をつぶさに伝えてきました。

約50名近い衆議(本)院の要職の先生方と、今後の技能士の処遇をどうするのか、早急に国会で立法に向けて成立していかないと、日本存亡の危機ではないかと、話し合っています。

国を動かすには技能士皆さんの力が大切です。 数は力なりです。技能士会へ入会して技能士の希望と、若者が技能の社会で生活が出来るよう頑張りましょう。

東京内装仕上技能士会名誉会長 飯島勇